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06

Jan. 2025

保護者向け

ずぼらさん向け虫対策

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ずぼらだけど虫対策はなんとかしたい…そんなあなたにピッタリな「ずぼらさん向け虫対策」のコーナーです。ぜひ読んでくださいね!

 

目次

 

▶チョウバエ類

原因は排水管
家の中に突如現れた、どこから来たのか分からないコバエ…。その原因は、もしかしたら排水管の汚れかもしれません。チョウバエ類はコバエの一種。汚水や下水などの汚れた水が大好きで排水管から発生することがあります。

被害
お風呂場やキッチンなどの水回りに発生し、不快感を与えます。またキッチンなどで発生すると料理に混入する恐れがあります。

対策
排水管をきれいに保つことで、チョウバエ類の発生を防ぐことができます。パイプ洗浄剤を使用し、定期的に清掃を行いましょう!

チョウバエ類

 

▶キイロショウジョウバエ

ゴミ捨てがポイント
飲み終わったジュースの空き缶をついついそのまま放置…。その行動、コバエが発生する原因になるかもしれません!キイロショウジョウバエはコバエの一種で、果物や発酵食品などの食べ物のニオイが大好き。家の中でも簡単に発生します。

被害
食べ物のニオイに寄ってくるため、料理に混入してしまいます。

対策
ジュースの飲み残しや空き缶は放置せず、すぐに捨てましょう!生ごみのほったらかしもNGです。

キイロショウジョウバエ

 

▶ヒメマルカツオブシムシ

洗濯物を取り込む前に
屋外に干した洗濯物には虫が付着していることがあります。そのまま取り込むと衣類の虫食いが発生するかもしれません!!ヒメマルカツオブシムシは衣類の虫食いを発生させる衣類害虫の一種です。実は、衣類などの繊維を食べるのは幼虫だけ!

被害
洗濯物に付着して卵を産み付け、孵化した幼虫が衣類などの繊維を食べてしまいます。

対策
虫がいないかをよく確認してから取り込みましょう。淡い色によく集まるため、白っぽい物を干した時は特に注意してください!

ヒメマルカツオブシムシ

 

▶ゴキブリ類

段ボールを捨てましょう
段ボールはゴキブリが好む材質&隠れやすい構造。その段ボール、ゴキブリの棲家になっているかもしれません。家でよく見るクロゴキブリは体表面に菌が付着しており、不潔で暖かくじめじめした場所を好みます。

被害
不快感を与えます。また体表面に菌が付着しており、食品などを汚染することがあります。

対策
不要な段ボールは放置せず捨てましょう。屋外に放置するのは特にNGです!また、発泡スチロールの容器も同様です。放置している場合は処分してください。

ゴキブリ類

 

▶ヒラタチャタテ

カビ対策をしましょう!
昆虫の中にはカビを好むものがおり、家の中にカビを生やしてしまうと大量発生の原因となる可能性があります。ヒラタチャタテは体長1mmほどの小さな虫で、カビが生える高温多湿の環境を好んで発生し、アレルギーの原因になることがあります。

被害
大発生するとアレルギーの原因になることがあります。また、クモなどを呼び寄せてしまいます。

対策
ヒラタチャタテ対策の鍵はカビを生やさないこと!除湿器の使用や、こまめな部屋の換気もおすすめです。

ヒラタチャタテ

 

▶シバンムシ類

食品を密閉保存する
一度開封した食品をそのまま放置してはいませんか?その食品から虫が発生することがあるかも!?シバンムシ類は体長2~4mmほどの小さな甲虫。乾燥食品や香辛料、ペットフード、ドライフラワーなどに発生します。

被害
乾燥食品を中心に食害します。また幼虫はあごの力が強く、包装を食い破って中で入り込むことがあります。

対策
一度開封した食品類は密閉できる容器に入れて保存しましょう。虫が発生してしまった場合はすぐに捨ててくださいね。

シバンムシ類

 

▶ユスリカ類

あの蚊柱の正体!
聞きなじみのない名前かもしれませんが、実はユスリカの仲間は身近な存在!幼虫は熱帯魚や金魚のエサ(アカムシ)として利用されています。見た目は蚊に似ていますが、成虫には口がなく、血は吸いません。

被害
ユスリカの仲間は光に集まる性質があるため、家の近くに多数飛来し不快感を与えます。また、窓ガラスや洗濯物、車などに多数寄り付き、シミを付けて汚染します。

対策
遮光カーテンなどを使用し、光を家の外に漏らさないようにしましょう。また侵入経路となる網戸などに、忌避防虫効果のあるエアゾールをかけましょう。

ユスリカ類

 

▶スズメバチ類

夏~秋は要注意!
巣に近づくだけで刺激になり、巣を守ろうと攻撃してきます。木の枝や軒下、地中などに巣を作ります。「スズメバチ注意!」の看板があるところには近寄らないようにしましょう!

被害
刺されると激しい痛みと腫れを引き起こします。ハチ毒にアレルギー体質がある人はショック症状を起こすこともあります。

対策
発酵した果汁のにおいに集まってくるので家の周りにジュースなどの空き缶を放置しないようにしましょう。また庭の植物につくアオムシや毛虫を狙って来ることがあります。過去に作った巣の周辺に巣を作る傾向があるので、春先に予防効果のある薬剤を用意しましょう。
既に巣がある場合は危険ですので専門業者に依頼しましょう!

スズメバチ類

 

▶セアカゴケグモ

こんな場所に隠れています
主に駐車場、公園、空き地、墓地などに生息。石の下や割れ目、側溝や割れたコンクリートの隙間、ベンチの下、ゴミ箱の底や下、花壇の敷石の間などに隠れています。

被害
かまれると激痛が走り、鋭い針で刺されたような痛みが長く続いて患部が赤く腫れます。まれに発汗、発熱、吐き気を伴うことも。
絶対に素手では触らないこと!

対策
草むしりやガーデニングなどの作業時には軍手を装着し、真っ黒な体に赤い模様のあるクモがいないか注意しながら作業しましょう。もし噛まれた場合、傷口を流水でよく洗い、すぐに病院へ行きましょう。

セアカゴケグモ

 

▶カメムシ類

あのニオイには意味があった!
人間から嫌われる原因となっている強烈な臭いは、仲間同士ではフェロモンとして作用しています。
少量:仲間を集める集合フェロモン
多量:仲間を分散させる警報フェロモン

被害
臭いを放つだけでなく、不用意につかむと刺す種類がいます。また、被害報告が増えているトコジラミはカメムシの仲間です。

対策
家の周りの雑草は発生源となる可能性がありますので、除草しましょう。また忌避効果のあるエアゾールは、外壁には薄く吹き付け、窓の周りや換気扇口などには重点的に吹き付けましょう。秋は特に注意!越冬する種類は、サッシなどの隙間から家の中に入ったり、洗濯物に付着したまま取り込んでしまったりします。

カメムシ類

 

▶トビズムカデ

本州で最大級の大きさ
トビズムカデは生きている昆虫を好んで食べます。夜行性で、日中は石垣の隙間や植木鉢、枯れ葉の下などに潜んでいます。ときには、家屋に侵入することがあります。

被害
毒あごがあるため、素手で触るとかまれて激痛が走り、腫れます。動かなくなっても生きている場合があるので注意!

対策
家屋周辺の落ち葉掃除や、床下の風通しを良くし、ムカデが棲み付かないようにしましょう。壁のひび割れをパテなどで塞ぎ、侵入を防ぐのも有効です。ムカデ用の殺虫剤(粒剤)を使用する時は、家の外周に帯状にまきましょう。

ムカデ類

 

▶チカイエカ

年中無休で活動
「蚊」というと夏場のイメージがありますが、チカイエカは冬眠をしません。冬でも気温が高ければ吸血活動を行います。夜行性で、地下道の水たまりなど比較的気温が安定した場所で多く発生します。

被害
飲食店や地下鉄などでは真冬でも注意が必要です。吸血されるとアレルギー反応による痒みと腫れが起きます。

対策
排水管や側溝にゴミが溜まって水はけが悪くなると、溜まり水から蚊が発生してしまいます。時々気にかけて清掃しましょう!

チカイエカ
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