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01

Sep. 2022

なんでも7割で満足度100%を目指す!

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新学期が始まりママ友たちとも顔を合わせる毎日に戻りましたが、そこで話題になるのが夏休みエピソードの数々…そんな遊び方もあるのかと参考になるので、なるべく興味を持って聞くようにしています。

意識して聞かないと、どうしても雑談に時間を割いているような気になってしまって(生産性を追い求めすぎ症候群ですわ)、つい無駄な時間認定をしてしまいがちになるのですが、実はその中に新たな発見もあったりするわけで…

「夏休み長かったよね~」という会話もすでに鉄板化していて、前回の記事に書いたように、毎日しっかり3食作って、自分の時間をけずって子どものための毎日を送る、に徹していたママたちが私の周りには多かったように思います。

いやもちろん、子どものために全力を尽くすのは親として素晴らしいことなのですよ!
ただ、わかっていても自分の時間が欲しくなるのは…それはそうですよ…(遠い目。。。)

ちまたでは、ワーママのための時短レシピや時間を生む手帳術など様々なコンテンツがあり、時にはお金を払ってそのノウハウを手に入れようとする人もいて…。私もいっとき興味をそそられましたが、知れば知るほど時間の価値は奥深いものだと感じますね。
子育てに妥協はしたくないし仕事でも成果は出したい。子育て&仕事満足度100%の、充実したワーママ像は憧れです!

では、どこまでやれば仕事も子育ても満足度100%に到達できるのでしょうか?

結論からいうと、7割頑張るがおすすめです。

 

取材

あるオンラインカウンセリングサービス会社の行った調査では、
『自身の子育てに満足しているか』の問いに対して、40.4%の人が「まったく満足していない」「あまり満足していない」と回答。
これを就労状況別で見ると、時短勤務で働いているママの満足度が最も高く、77.5%が「満足している」「まあ満足している」と回答したのに対し、現在働いていないママが最も満足度が低く、「あまり満足していない」「まったく満足していない」との回答が43.9%でした。

また、有識者を対象にした『仕事の満足度』調査では、「満足している」「どちらかといえば満足」と答えたママが66%と7割近くになったとのこと…

この調査からわかるように、フルタイム勤務では時短勤務ほどの子育て満足度は得られないし、まして働いていないと満足度はそもそも高くない。ただ!フルタイム勤務に比べて時短勤務では仕事の成果は多く見込めないので、仕事の成果を追い求めるならば子育て満足度は下がるという結果になってしまいます。

 
夏休みの思い出

ここで大切なのは、満足度は自分でいくらでも変えられるということ。
調査の結果なども人それぞれの価値・感覚の差だけのことである、ということを忘れてはいけません。

だから実は、
自分で「私は今の仕事、子育てに満足だ!!」と言えたらそれでオールオッケーなのです!

特に完ぺき主義の人には難しく思えるかもしれませんが、理想が高くなれば高くなるほど100%の数字は遠のいていきます。やってもやってもゴールが見えない…それはモチベーション維持も課題になってくるし、かなり体力がいります。正直しんどいんです(笑)
逆に100%のハードルを低く設定している人はというと、これは気持ち楽にいられるわけです…だってすぐそこにゴールが見えているんですもん!

人それぞれ100%の高さに違いはあれど、100%頑張って!よりも70%頑張って!の方が楽なんです。もちろん、すぐ100%大満足ゴール!では張り合いがない!という方は、高みを目指して上げていってくださいね。

とにもかくにもしんどくなっては元も子もない、がワーママライフの大原則なので、ぜひがんばることを7割にして満足度を高める方向に持っていってください。
仕事も子育ても、きっともっと楽しくなりますよ!

 



ライタープロフィール

ダリア農家の後継者として株式会社ダリアジェンヌ 代表取締役を務め、地元宝塚市のナビゲーターとして
市のイベントPRをされるなどご活躍。

 

農村地ダリアの里に生まれ、17歳のときに宝塚音楽学校に合格。19歳で初舞台を踏む。

 

退団後は上京し介護福祉士として現場に勤務。
結婚を機に帰郷し故郷の過疎化にショックを受けたことで、地域特産のダリアの花や球根を活用した宝塚ブランドを立ち上げる。
現在 2人の男児の母親として、子育てを行いながら仕事を両立させている。

 
 


【専門家コラム】

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